マウスピース矯正(インビザライン矯正)は痛い?痛みを感じるケースと痛みを軽減させる方法
マウスピース矯正(インビザライン矯正)は痛い?痛みを感じるケースと痛みを軽減させる方法
マウスピース矯正は、金具やワイヤーを使わない透明なマウスピースを用いる矯正歯科治療の方法です。
歯の矯正治療に対して痛みが伴うというイメージをお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そのため、マウスピース矯正を検討している方の中には、どの程度の痛みが生じるのか気になることでしょう。
治療における痛みの程度や、痛みが発生しやすい状況についてご紹介します。
徳島市にある歯医者【横山歯科医院】では、矯正治療前に無料相談を行っております。マウスピース矯正(インビザライン矯正)をご検討中の方はお気軽にご相談ください。
インビザライン矯正は、一般的にワイヤー矯正と比べて痛みが少ないことが特徴です。
ワイヤー矯正では、一度に動かす歯の距離が大きいため歯が動く際の痛みを感じやすくなります。また、歯が動く痛みに加えて、ワイヤーやブラケットなどの装置が会話中や食事中に当たって痛み生じやすくなります。
これに対し、マウスピース矯正はコンピューター上で詳細にシミュレーションされたマウスピースを用いて歯を徐々に移動させるため、ワイヤー矯正に比べて痛みが軽減されます。食事の際にはマウスピースを外すことができるため、食事中の痛みも少なくて済みます。
初めてマウスピースを装着すると、歯が圧迫されることで痛みを感じることがあります。また、装着感に慣れていないため、違和感や痛みを伴う場合もあります。
通常、マウスピースを装着してから3〜6時間後に痛みが始まり、この痛みのピークは1〜2日後にきます。しかし、この痛みは続くものではなく、一般的には3日から1週間ほどで慣れてだんだん痛みはなくなっていきます。
新しいマウスピースに交換する際にも痛みを感じることがあります。
インビザライン治療では、通常週に一度新しいマウスピースに交換し、歯を少しずつ動かしていきます。そのため、新しいマウスピースに変えたときには再び痛みが生じやすくなります。この痛みも、初めての装着時と同様に時間が経つにつれて和らいでいきます。しばらく使用することで、歯が新しい位置に慣れ、痛みも感じにくくなっていきます。
インビザラインのマウスピースやアタッチメントが口内に当たり、痛みを感じることもあります。アタッチメントとは、マウスピースを歯に確実に装着するための小さな突起物で、これが食事中に口内を傷つけることがあります。さらに、マウスピースが歯茎に当たることで痛みを感じることもあります。
マウスピース矯正治療中に新しいマウスピースに交換して痛みを感じた場合は、痛みの出ない1つ前のマウスピースを一定期間装着してみてください。 新しいマウスピースに交換するタイミングが早すぎて痛みが生じている場合、前のマウスピースをしばらく装着し続けることで歯が正しく動くようになります。その後、新しいマウスピースに再び交換しても痛みが生じなければ、通常のスケジュールに従って矯正を続けることができます。 ただし、一度マウスピースを戻すと治療完了までの期間が延びる可能性があるので、注意が必要です。
マウスピース矯正治療中に歯が締め付けられるような痛みを感じる場合は、歯や歯茎を優しくマッサージしてみてください。 強く押すのではなく、指の腹や柔らかい歯ブラシを使って優しくマッサージすることが重要です。
マウスピース矯正では、痛み止めが必要なほどの痛みが生じることは少ないですが、痛みに敏感な方や特に痛みを避けたい日には、痛み止めを服用しても構いません。 痛み止めは多くの種類の痛みに対して手軽な対策となりますが、もし、痛みが強くて痛み止めが必要な場合は、何かトラブルが発生している可能性を考慮しましょう。医師に相談するまでの間に痛みを和らげるために痛み止めを服用するのは問題ありませんが、日常的に痛み止めを服用しながら矯正を続けることは避けてください。